平成19年飲酒運転根絶フォーラム(平成19年12月5日)


       大阪・飲酒運転根絶フォーラム

 平成19年12月5日(水)大阪府警の主催で「大阪・飲酒運転根絶フォーラム」が、IMPホールにおいて開催され、大阪府下より60団体、約460名が参加した。
 主催者の挨拶のあと、飲酒運転根絶への協力要請、交通事故の現状説明がありました。
 招致団体の代表として、大野理事長が自連の取組について発表されましたので、その内容をご紹介いたします。
 皆様、こんにちは、只今ご紹介いただきました、大阪府歯科医師自動車連盟の大野一郎でございます。
 大阪府歯科医師自動車連盟は創立以来52年になりまして、大阪府下の歯科医師及びその家族で車好き、即ちカーマニアばかりが集まっている会でございます。
 本日このような機会を与えて頂いたことに感謝申し上げます。
 私どもの取り組みを紹介するようにとのお誘いを受け少し面映ゆい気持ちもございましたが、飲酒運転の根絶に向け少しでもお役に立つことが出来ればとの思いで、前に立たせていただいております。
 飲酒運転が危険な行為であることは論を待たず、飲酒によって運転に必要な認知、判断、操作といった、基本的な心身能力が低下し、そのために亭故に遭遇する可能性が大きくなり、事故に遭遇した際には死亡事故や重傷事故等重大事故になる可能性が大きいと言われています。私たちは、常日頃から「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」という誰にでも簡単にわかるであろう、この極めて単純なことが何故に守られないのかと強い憤りを覚えるとともに悲惨な事故の報道を目の当たりにする度に、何とか少しでも改善の方法が見出されないものかと深く憂慮いたしているものでございます。
 このため、私ども大阪府歯科医師自動車連盟では、人の生命を預かる医療関係者の団体として、交通事故によって多くの方が亡くなられたり、後遺症等で苦しんでおられる現実は、誠に残念で悲しく思います。そのため、ドクターやスタッフ、家族、関係者等自らが交通事故を起こさないことはもちろん、私達が交通安全の様々な対策に取り組むことにより、社会から交通事故が1件でも少なくなることを願って積極的に活動をしております。
 そこで、今回のフォーラムのテーマであります「飲酒運転根絶」に関する事例を紹介いたします。
 飲酒運転根絶を実現するため、最も大切なことは「運転者自身の強い決意」ではないでしょうか。私達の生活には冠婚葬祭をはじめとする避けることのできない行事や歓送迎会、地元との関わりなど飲酒会合の機会が沢山あります。そのようなときには、不便でも車を使わない、車を使うならばお酒は我慢する。即ち「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」ということを実践するための強い信念を持ち、そして常に心を新たにするため、講習会や勉強会を定期的に実施しております。
 特に毎年春には府警本部から、秋には所轄警察署から警察官を講師にお招きして、そのときの最新の交通情勢に応じた実践的な安全運転講習を実施しております。先日も講師の警察官から、実話として飲酒運転で交通事故をおこした運転手の家族が、精神的・金銭的にいかに苦しんでいるかという話を伺い、思わず涙する会員もおりました。
 また、最近の取り組みについてご紹介いたしますと、私どもの自動車連盟は独自で飲酒連転根絶に向けた「運転するなら、酒は飲まザル」と言う「ステッカー」と「ペナント」を作成し、会員が愛車に貼りつけることにより、常に交通法規を守り、飲酒運転根絶運動の範となるよう、会員の意識向上に努めさせていただくとともに、広く市民の皆様に対して倫理意識の高揚を図り、啓発活動に協力させていただくところでございます。
   【ここで、プロジェクターを映写いたしますので、ご覧下さい

 手前味噌ではございますが、試行錯誤を繰り返し、小さいながらも非常によく目立つようなデザインとすることができました。
 先ほど申しましたように、この「飲まザルステッカー」とペナントを数百枚作成しまして、会員の車に貼っております。
 本日私達は車で参りましたので、皆様方がお帰りの際には、是非ともご覧になっていただきたいと思います。また、大阪府歯科医師目動車連盟としての取組みでは、大阪府警にご協力をいただきまして、大阪府内の会員の先生方に飲酒運転根絶のポスターとチラシを配布いたしました。
 各医院では、待合室等にポスターを掲示するとともに、チラシを来院する患者さん一人ひとりに手渡し、飲酒運転根絶を訴えかけております。この他にも交通事故に向けた取り組みを展開しておりますが、時間の都合上、割愛させていただきます。
 私達の願いは、交通事故のない安全で安心して暮らせる街の実現です。
 そして今日ここにお集りの皆様も思いは同じではないでしょうか。
 只今ご紹介申し上げました、私達自動車連盟の活動は、決して大きな活動ではありませんが、皆様と力を合わせることにより、「安全の輪」を大きく広げることができると考えております。
 今後も、私達はより充実した活動を目指すとともに、更には皆様方と力を合わせ、社会全体の願いとして交通安全の大きな輪を作ってゆきたいと考えております。
 はなはだ簡単ではございますが、これで大阪府歯科医師自動車連盟の取り組みについての説明を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。

平成19年秋季交通安全講習会(平成19年10月25日)


    平成19年度秋季交通安全講習会 (平成19年10月25日)

 今年の交通安全講習会は、松田交通総務係長を講師としてお招きし、本会第6会議室で開催されました。

 平成19年度優良運転者

 交通栄誉賞緑十字銀章  篠田 修 (堺市)
  上級         溝畑 洋子(東大阪市東)
  初級         犬伏 俊嗣(住吉区)
  初級          玉田 正明(東成区)


平成18年秋季交通安全講習会(平成18年10月12日)


 今年も恒例の安全運転講習会が開催され、下記の方々が表彰されました。


 平成18年度優良運転者

 初級 坂田智則  (南河内)
 中級 金銅克典  (南河内)
 中級 渡邊芳江  (南河内)




平成17年秋季交通安全講習会(平成17年10月27日)


 今年も恒例の安全運転講習会が、天王寺警察署の交通係長大里昌弘警部補をお招きして、本会第6会議室において開催されました。
 平成18年度道路交通法の改正されます、その主なものをお知らせ致します。

 1.自転車は『軽車両』と規定され、自転車使用には交通ルールを守ってください。
 2.違法駐車取締りの強化
 ●車両の使用者責任の拡充
 ●確認事務の民間委託
 以上、詳細はおってお知らせいたします。

 今年度優良運転者の表彰状を受賞された方をご披露申し上げます。
誠におめでとうございます。

 上級 北島信彦  (藤井寺市)
 中級 西岡英次  (南河内)
 初級 田中真知子(南河内)
 初級 溝畑悠希子(東大阪市東)

  交通栄誉賞
  銅賞 伊藤公雄  (天王寺区)



平成17年秋季交通安全講習会(平成17年10月27日)