法歯学研修会報告(平成17年8月24日)

第22回法歯学研修会

 8月24日、この所恒例になっている夏の法歯学研修会は、講師を招いての講演でなく大阪府警本部の見学という計画をたてました。
 以前、講師として自動車連盟の法歯学研修会においで頂いた舘(たち)氏が、現在府警本部の通信司令室室長を務められているので、特別の計らいで見学をさせていただく事に成ったのである。
 お世話頂いた篠田副理事長の先導で大阪府警に到着、大阪府警本部内の広報コーナーで大きな画面に映し出される警察活動を見学し、大阪を象徴する風景の壁の前に設置された白バイにまたがり記念の写真を撮り、参加者全員での写真を撮った後、四天王寺での「身元を捜す特別相談所」でお馴染みの鑑識課の橋本係長の案内で通信司令室へ。
 前面の大きなスクリーンに、事件の発生場所、パトカーの現在地等が映し出され、それを見ながら通信室より無線で指令を出す様子を目の当たりにして「すごい」の一言。現場写真の現像処理の様子、指紋の照合の様子等を見学し、喫茶室で一息入れ研修会を終えた。普通では中々見ることの出来ない所を見学させて頂き、質問にも快く答えて頂いた府警の方々に感謝しております。


伊藤常務

宮野専務、吉村監事

緒方副理事長

大野理事長

法歯学研修会報告(平成17年8月24日)




法歯学研修会報告(平成16年8月21日)

第21回法歯学研修会

 大阪府警察本部 刑事部 捜査第1課 課長補佐 津田茂警部を講師にお迎えし、残暑とは名ばかりの暑い日にもかかわらず20名余 りの出席を得て開催されました。
 内容は検視官時代の興味深いエピソードに始まり、歯牙所見によって被害者の身元が確認され事件解決の重要な手がかりになった実例を示していただき、カル テの記録、パノラマやデンタルの所見、これらの保管が重要であると思われました。
 そして活発な質疑応答のあと津田警部より今後は歯科への捜査依頼が増えるであろうがご協力をお願いしたいとの言葉で終了した。
 この研修会は毎年8月に開催いたしております、自連会員以外の先生方のご参加をお待ちいたしております。


大野理事長挨拶

講師津田茂警部

会場参加者

事件解決済被害者口腔

法歯学研修会報告(平成16年8月21日)